山添 拓 参議院議員・日本共産党

ブログ

2017年8月2日

国民生活センターを視察

参院・消費者問題特別委員会で国民生活センターを視察しました。相模原と品川、いずれも短時間ながら初めての訪問で有意義でした。

相模原には研修所と商品テストを行う施設があり、宿泊も可。
研修施設は以前に休止され、その間は外部のホテルなどで行っていたそうですが、3年前に再開。今日も相談員のみなさんが医師による研修を受けていました。いまは1泊2日から4泊5日のプログラムだそうですが、かつては夏に7週間カンヅメの研修もあったのだとか。研修後の懇親も行える施設があるのは、大事だと思います。

商品テストの現場は、研究施設そのもの。持ち込まれた商品を消費者目線でチェックする姿勢が特徴的で印象的でもありました。たとえばJIS規格などを満たしていても、実際の使われ方でどうなるかを試しデータをとり、事実に基づいて会社名も商品名も公表する。公表前には事業者との調整も行うそうですが、反論されるから公表しないということはないらしい。実験などによる事実がある以上は明らかにするとのこと。
最近話題の水素水や豊胸サプリなどの分析結果や問題点もうかがいました。

1980年に建てられた施設で古さはあるものの、大事に使われていると感じました。施設や職員の体制など、さらに充実させることが求められます。
消費者庁、消費者安全調査委員会設置の契機となったパロマガス湯沸器による一酸化炭素中毒事故では、21年にわたり使用が継続され、その間に18人が亡くなっています。写真はその教訓を踏まえようと、センター内に展示されていた湯沸器の現物。

なおこの土地、戦前は陸軍が使い終戦後は米軍の淵野辺キャンプに。1974年に返還され、どのように使うかの議論の末に、一部を国関係の施設として国民生活センターやJAXAの敷地となり、未利用地も残っているとか。米軍基地を返還させて国民生活のために使うあり方を、全国どこでも進めたいものです。