山添 拓 参議院議員・日本共産党

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2018年7月8日

静岡県弁護士会主催「議員に聞く憲法改正」シンポジウムに出席

静岡県弁護士会主催のシンポジウム「議員に聞く憲法改正〜私たちは、憲法改正にどう向き合えばいいのか?〜」に出席。安倍首相が示す改憲案について討論しました。

弁護士会で議員を呼んだシンポというのは、あまりないように思います。自民、立民、国民、維新と共産党から出席。公明党にも出席を依頼したそうですが、断られたとのこと。

テーマは、9条への自衛隊明記、緊急事態条項、国民投票法など。中心はもちろん9条で、時間も会場からの質問も集中しました。
自民党の宮澤博行衆院議員(静岡3区)、ご自身は9条2項を変える立場だったといい、党内で改憲案についていろんな意見があったが3月に示されたような案になったことについて「論理的に説明することは難しい」とおっしゃる。そしてとにかくやりたいのは自衛隊を書くことなのだとし、70年以上一緒に歩んできた自分たちの憲法であって押し付け憲法という立場でもないのだという。
はじめから論理的に説明のつかないものを改憲でやろうというのか。フルスペックの集団的自衛権まで解釈上読み込める憲法にしようというのか。

さらに、緊急事態条項については、阪神大震災や東日本大震災で不都合があったというわけではなく、当時は国会開会中で立法の対応ができたが今後はわからないからつくることにしたという。
憲法改正の必要性を基礎付ける具体的な事実がないにもかかわらず、国会を通さず政令で国民の権利を制約できるようにしようというのか。

私は、以下のような点を指摘しました。
そもそも憲法破壊を続けてきた安倍政権の下で、公文書の改ざんや隠ぺいなど政治のあるべき姿が崩れており、安倍首相に憲法を語る資格はないこと。
北朝鮮情勢をはじめ日本を取り巻く環境は大きく変化していること。
自衛隊はいまでもイラクや南スーダンなどで危険な活動に従事させられていること。
沖縄に危険と負担を押し付け、核の傘を正当化するなど対米従属の自衛隊であること。
理屈の問題だけでなく、なるべく事実に即した議論を心がけました。

会場は県内各地からお見えのみなさんでいっぱいに。ネット中継もされました。3時間と長い企画でしたが、司会をしていただいた内山宙弁護士、小笠原里夏弁護士の采配もあってとても充実した取り組みでした。静岡県弁護士会のみなさま、この場をお借りしてお礼申し上げます。