山添 拓 参議院議員・日本共産党

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2018年9月6日

洋上風力発電の福島調査


福島県で実証実験が行われている洋上風力発電の調査に訪れました。いわきの北、久之浜港からアクセス船で約1時間かけて太平洋の洋上へ。変電施設と、発電容量の違う3つの風力発電が2km弱の間隔を空けて設置され、電力は海底の送電線で陸上へ送られます。

浮体は海底に固定されておらず、海面下50mまでの巨大な構造物とアンカーからなっているといい、風車の重みによる重力と浮体が浮かび上がろうとする力とがバランスして海面上では全く動きません。
当日は台風が去ったばかりで海にはうねりが残り、私たちが乗った船も上下に激しく揺れていました。ところが浮体は安定していて、それがなんとも不思議でした。

洋上のため遮るものがなく、風がまんべんなく風車に当たり発電効率がよく、音も少ない。ただ、3.5m以上の風が10分以上連続して吹かないと発電できないそうで、この日は停止していました。ここが一番の課題か。ほかに漁業への影響も心配されており、検証が求められます。

法的には船に整理され、それぞれ名前もつけられています。動力はありませんが船なので海上を曳航でき、この風力発電も大阪から組み上がった状態で運んできたとのこと。

陸上の風力発電は騒音や低周波振動、地震や風による倒壊など課題が指摘されていますが、少なくとも洋上風力ではこれらをクリアでき設置できる場所も多いはず。再エネの拡大へ、十分に検証しつつ積極的に進めていただきたいと思います。

なお、事前に「ジェットコースターのように揺れる」と脅されて?いた船は、言葉通りに往復とも激しく揺れ、同行者の中には船酔いで苦しんだ方も。笠井さん、岩渕さんと私は、幸い帰るまで元気で過ごせました。