山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年9月30日

豊洲、「盛り土」問題の徹底調査を

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昼休みに女性後援会のみなさんと街頭宣伝。新宿駅西口は、超がつくほど定番のスポットなのですが、久しぶりでした。

あぜ上三和子都議が、始まった都議会の様子を報告。いま、不名誉ながら全国から注目を浴びている豊洲「新市場」とオリンピック施設の建設費高騰。
とりわけ豊洲は、これまでの「盛り土」問題に加えて、昨日都の調査で地下水から環境基準を超えるベンゼンやヒ素が検出されたことが判明しました。環境基準が継続して満たされていることを確認するモニタリングでの結果であり、移転計画そのものを揺るがす事態です。1988年まで30年以上にわたり東京ガスが都市ガスを製造・供給していた跡地。土壌汚染がないという方が無理があります。

環境基準を超えているのに人体に影響を及ぼす数値でないという識者の見解が紹介されているのを見ましたが、それでは「基準」の意味はない。今回検出された場所以外の箇所を含め、調査を徹底すべきだと思います。

なお、「盛り土」については今日、都の内部調査の結果が公表されたとのこと。盛り土をさせず地下空間をつくることを確定した時期と人物は特定できなかったとされ、小池都知事が問題視。組織運営上の問題だとか、縦割りのせいだ、あるいは責任感の欠如だとも評しています。確かにそうした点も否定できないと思いますが、そうした職員だけの問題に矮小化してよいのか。
設計変更が行われたのは2010年11月から2011年9月の間と絞り込まれています。時の都知事は、石原慎太郎氏です。都民に対して最終的に責任を負う立場にあった同氏の責任は、極めて重いというべきです。

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