山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年12月14日

会期末、暴挙を重ねる安倍政権

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午後から断続的に開かれた参議院本会議は午後7時頃終了。
年金カット法案、カジノ解禁法案の双方を可決。とどまるところを知らない安倍政権の暴走が、延長後の会期末でも猛威をふるっています。

民進党提出の内閣総理大臣の問責決議案については本会議に付されることもなく、カジノ法案の採決に入りました。同党のこの間の国会対応についてはいろんな意見が出されており、私も悪政悪法と立ち向かう本気度が問われていると感じます。
しかし、だからといって安倍総理の問責決議案を議論しないことにはならないではないか。参院選挙が終わって以降、国民世論を無視して強行採決を繰り返し、南スーダンPKOの自衛隊で安保法制=戦争法を発動するなど悪行の限りを尽くしてきた責任は、あまりにも重い。
本会議の討論を通してそのことを国民的に明らかにする機会まで奪うのは、暴挙のうえに暴挙を重ねるものです。

カジノ法案は昨夜突如として出された修正案を含めて可決。大門実紀史さんが鋭く指摘した刑法犯である賭博罪を解禁する理由もギャンブル依存症の問題も、なんら具体的解決を示すことのできない自民と維新の賛成討論でした。
公明党は採決の際、山口代表ら数名が反対票を投じていましたが、賛成の白票を投じた議員の方が多かった。自民、維新をはじめ賛成議員は、恥を知るべきだ。

原案から修正されたため、衆院に回付。今夜、この後衆院で審議されます。
野党4党は先ほど、安倍内閣の不信任決議案と衆院内閣委員長の解任決議案を提出。
最後まで、粘り強いたたかいを!

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