山添 拓 参議院議員/弁護士 東京選挙区候補 日本共産党

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2017年5月9日

安倍首相の改憲構想を斬る

参院予算委員会で小池晃さんが安倍首相と正面対決。38分の持ち時間すべてを、改憲を煽る安倍首相の追及に費やす。応援傍聴に行きましたが、委員会室の空気を変える圧巻の質問でした。

5月3日、あろうことか施行70年の憲法記念日に、改憲の時期と内容を明言。本丸である9条改憲に乗り出すことを、ビデオメッセージと読売新聞で発信。
9条の1項2項をそのままに、3項を追加し自衛隊を明記するという。それは9条2項を最大の標的としてきたこれまでの自民党案から大きく逸れて、これなら国民を誘導できると踏んだのでしょう。改憲の理由は、自衛隊が違憲だという政党や学者がいるからと。「自衛のだの最少限の実力は戦力でない」と、一貫して合憲と言い張ってきたのに、やっぱり違憲ではという後ろめたさがあるらしい。

安倍首相、共産党が自衛隊を憲法違反としているのを挙げ、「共産党が政権に就いたら自衛隊は違憲だ解散だとなってしまう」と持論を展開。
しかし日本共産党の綱領には、そんなことはどこにも書いていない。共産党が政権に就いた民主連合政府の下でも専守防衛の自衛隊は存続し、北東アジアの平和が実現した暁に、国民合意の上で解消に向かうとしています。なぜこんな発言になるか。

第一に安倍首相は、共産党の綱領をつまみ食い的に読んでいるか、あるいは全部わかった上で捻じ曲げて解釈している。その姿勢は、共産党を仇にしているようにすら見える。

第二に安倍首相ご自身は、選挙で勝てば何でもありだと思っておいでだ。選挙の争点から意図的に外した憲法改正を、選挙が終われば直ちに各党に呼びかける。「断固反対」といってきたTPPもあっさり推進役に早替わり。国民を欺く変わり身の速さに慣れてしまい、どの党でもそうなるものだと思っているのか。

9条改憲で自衛隊明記をというなら、国防軍をつくるとした2012年改憲草案を撤回するかと問われると、「撤回とはどういう意味か…」ととぼける安倍首相。すると自民党席から「これから議論するんだよ」とのヤジが。首相が読売新聞で発表してから党内議論とは、お粗末な話だ。恥ずかしくないのだろうか。
途中まで盛んだった自民党席のヤジは、改憲をめぐる首相の矛盾が次々と明らかになるにつれ、静かになっていきました。自民党議員のみなさんにとっても、安倍首相の改憲構想はついていけない内容のようです。

一歩外では、共謀罪を絶対廃案にと、今日から連日の国会行動が組まれています。総がかり行動実行委員会と共謀罪NO実行委員会の共催で、議員会館前の歩道にたくさんの方が駆けつけてくださっていました。その後の院内集会も立ち見が出る盛況ぶりだったとのこと。

安倍改憲を許さず、共謀罪を廃案に!

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