山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年6月4日

週明けの審議にむけて

今日は午前から国会へ。青い空を見上げながら、つくりの悪い共謀罪法案を検討していました。

週明けの国会は、衆参の決算委員会から始まります。
明日、午前中衆院で、午後は参院。共産党からは、宮本徹さんが加計学園疑惑を、仁比聡平さんが共謀罪で、それぞれ安倍首相を追及します。NHKで中継されますので、平日ですが多くの方に見ていただければと思います。いずれもこのままこの政権に続けさせてよいのかという、根本的な問題です。

共謀罪法案のその後はどうするのか。
参院法務委員会ではこの間、2回の実質審議を行ないました。定例の委員会開催日であれば火曜日となりますが、次の予定はまだ決まっていません。与野党で合意に至っていないからです。

安倍首相は、今夜放送されたラジオ番組(1日収録)で国会審議を「批判」し、「内心の自由を侵すとか、一般の人、政権にものを言う人、あるいは反対運動をしている人を(捜査)対象としているとか、不安を広げるための議論を延々としている」と発言(朝日新聞よりhttp://www.asahi.com/sp/articles/DA3S12967960.html)。
不安を広げているのは、不安定で二転三転する大臣答弁ではないか。内心の自由を脅かす、法案そのものが問題だからではないか。国際的な批判にもまともに答えず、よくこんなことを言えたものです。

会期末まで限られた期間のなか、すでにボロボロの法案を通すとなれば、またしても強行を企むことになるのでしょう。そうはさせないという世論と運動を大きくすることが、いま改めて求められています。私も全力を尽くしたい。

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