山添 拓 参議院議員/弁護士 東京選挙区候補 日本共産党

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2017年9月16日

オスプレイ事故調査報告書について防衛省の認識ただす

15日、昨年12月のオスプレイ墜落事故について防衛省から説明を受けました。11日に米軍が事故報告書を公表したのを受け、その内容を確認するもの。

報告書によれば、事故の原因は「困難な気象条件のなか空中給油訓練を行ったパイロットのミス」だという。
空中給油を何度か行い失敗し、燃料切れランプが点灯したため普天間基地に向かう途中、再度空中給油を受けようとトライ。その際、オスプレイが出力を上げ、速度を出し過ぎたために、給油機側の給油ホースがプロペラに接触したという事故経過です。

ところが他の部分には、パイロットは有資格者で訓練には全く問題なし、事故当日、訓練を行うリスクは「低」、問題なしと判断していたとあります。
どこが困難な気象条件なのか。出力を上げた時間や程度も不明というが、では「ミス」と言えるのか。オスプレイの給油口は前方真ん中、左右のプロペラの間にあります。わずかでもずれるとプロペラを傷つけるという構造です。

報告書は、肝心の「意見」「勧告」など結論部分が黒塗り。これでは事故の教訓も対策もわからない。構造上の影響の有無も程度も不明のままです。ところが防衛省は、米側に黒塗り部分の開示を求めると言わない。最後までその姿勢は見せませんでした。

この日のレクで防衛省は、16,17日に予定される横田基地の友好祭にオスプレイが来ないことを確認したと述べました。「米軍の運用上の都合」といいます。台風の影響か。
沖縄に続きオーストラリアでも墜落事故を起こし、大分空港ほかで何度も白煙を上げた機体もあるオスプレイです。国民の不安が広がるなか、基地のお祭りになど「来るな」と伝えるべきですが、何も伝えていないといいます。
「米軍の運用」というマジックワードを盾に、いつでもアメリカに従う。この問題に向き合うときはいつも、日本が真の独立国でないことを痛感させられます。

衆院の笠井亮さん、宮本徹さん、池内さおりさん、参院の田村智子さん、吉良よし子さんと同席しました。

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