山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2018年6月24日

大島で講演

日帰りで伊豆大島へ。東京から120km、伊豆諸島のなかでは最も北にあり比較的行きやすい島です。とはいえ私は、候補者だった2年前以来の二度目。久しぶりにみなさんに顔見せすることになりました。

メインは、「ざっくばらんに語るつどい」。
質疑応答でいろんな疑問や思いをお聞かせいただきました。大島でも、なぜ安倍政権は終わらないのかという疑問と不満が強い。テレビに安倍首相が登場するたびに腹が立つ、森友や加計は利益供与ではないのか、自民党の議員は私服を肥やすためにやっているのではないかーーなどなど。
数の力を過信し、何をやっても国民は忘れるとタカをくくった安倍政権。その異常さに私がたちが慣れてしまわないことが大事だと訴え、安倍政権を震え上がらせる数の結集をと呼びかけました。

午前中、元町の土産物屋へ。以前はこちらが大島の玄関口でしたか、現在、東京や熱海と大島を結ぶ東海汽船は5分の1が岡田港という別の港に入ります。来島者が増えていても、その実感はもてないといいます。船会社の意向で町の経済が変わってしまう事態に驚きます。

午後はセンリョウを生産する農家へ。大島の農業はほとんどが切り花。年末の出荷に向けて、一年間育てるそうです。風通しをよくし直射日光を避けるために竹を使ったハウスのなかで、まっすぐ伸びるよう上から紐で吊って育てる。土地が痩せているため、地面には落ち葉を敷くなど、やるほどに工夫があるといいます。新たにハウスをつくり展開する際には、2016年から東京都が4分の3の補助を出すことになりましたが、それでも島内でチャレンジしようという方はまだ数人に止まるそうです。

島には島ならではの様々な課題があります。
大島には大きな病院はなく、本土に通院する方は一回に交通費や宿泊費で2万円かかるといいます。
短い訪問でしたが、離島の置かれた状況をいろんな角度からうかがうことができました。国土交通委員会でも、離島振興について取り組みたいと改めて決意。

写真は、センリョウ栽培、つどいの様子、2013年の水害の対策工事の現場。

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