山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2021年9月2日

外環道・調布の陥没・空洞の現地を調査・ヒアリング

外環道・調布の陥没・空洞の現地調査へ。
昨年10月に陥没が生じて一年近く。被害は続いており、新たに亀裂ができたり広がったりもしていました。日々少しずつ変化があり、地下の様子はわからず、この先どうなるかの不安が広がります。
地盤改修を行うため移転対象とされた地域、補償の対象とされた地域、対象地域から外された地域ーー事業者の線引きで地域が分割され、わずかに外れた箇所ではなんの補償もされないという新たな問題も生じています。
トンネル直上にお住まいの方には、移転せよという話が来ています。しかし2年後に戻れる保証はなく、2年後まで生きていられるかもわからない。家族とも毎日のように話になるものの結論はすぐには出せない、ここをついの住処と思っていたのにと思うと、夜も眠れない、地震にも敏感になった、など苦しさが語られました。
道路一本隔てて補償の対象から外れているという方は、工事中はかなりの騒音と振動があった、NEXCOからなんの説明もない、この先もう一本シールドトンネルを掘ろうとするのに家屋調査もされていないと怒りも。
「地表に影響は生じない」としてきた大深度地下工事で、初めての大型事業である外環道の実態が、この有り様です。
被害の全容を明らかにさせ、賠償を果たさせることはもちろん、大深度地下法に基づく工事そのものを見直しさせることが必要だと改めて感じます。総選挙でその姿勢が問われます。
衆議院の笠井亮さん、宮本徹さん、予定候補のほその真理さん、都議の原田あきらさん、原純子さん(新たに環境建設委員に!)、市議の岸本なお子さんとご一緒しました。

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