山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2022年3月10日

11年目の3.11を前に、岩渕友さんが福島の声を届けました

昨日は11年目の3.11を前に、予算委員会で岩渕友さんが質問。テレビ中継の集中審議で、福島の声を届けました。
 
福島第一原発事故の被害賠償を求めた裁判で、この間最高裁が相次ぎ6件の決定を出しています。いずれも東電の賠償責任を認めるもので、国が決めた賠償の目安である「中間指針」による賠償では不十分だと断じています。指針改定は必須です。
萩生田経産大臣が所管外にもかかわらず中途半端に答弁(中間指針は文科省)、岩渕さんがもう一度岸田首相を指名し、ようやく首相が答弁に立ちました。「中間指針はあくまで目安」「東電は個別の損害賠償には応じるべき」「全国で判決もいろいろある」などいろいろ言いましたが、中間指針を見直すとは言わず。最高裁まで、被害者がどれだけの思いでたたかってきたと思うのか。その背後に、どれだけ忸怩たる思いでいる人がいると思うのか。
 
議員団福島チームで昨年末に訪れた浪江町津島の写真も示しながら、ふるさとを奪った事故の現在を迫り、委員会室も集中しました。

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