山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2022年4月21日

物価高の影響について商店街で聞き取り調査

物価高の商売への影響について、渋谷区幡ヶ谷の商店街で聴き取り。
コロナ禍が続き客足が減り、なんとか立ち直ろうとしたところへ燃料費の高騰と続くウクライナ侵略の影響、困難が何重にも及んでいます。
 
喫茶店ではコーヒー豆が12月から2割値上げになったとのこと。消費税が5%に値上げされたとき以来、価格は据え置いているといいますが、このままでは値上げせざるを得なくなるとお話でした。
 
居酒屋に聞けば肉も魚も油も値上げ。オーナーの意向で値上げはしないといいますが、よい品を安く提供するお店だけに苦しい。
 
銭湯は3月のガス代が3割増し。風呂もコインランドリーもガスを使うため一月でも相当な負担です。公衆浴場は料金が公定価格のため値上げはできず、むしろお風呂のない家の人が毎日使える金額に下げる必要があるのにとお話でした。
 
中華料理店ではカニが入らなくなったとのこと。一斗缶の油を一週間で使うそうですが、これは2割増し。コロナで客足の変化もあり、やはり先行きの不透明感も語られました。
 
高騰が続き下がる要素が見当たらない物価です。賃金も年金も下がるなかでの物価高は、政治が緊急に対応をとるべきです。円安で輸入への影響が出始めると、この先あらゆる分野で値上げが見込まれます。
消費税を引き下げ、インボイスの導入を中止するなど、広く影響を緩和する対策が必要です。

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