週末は滋賀県大津市、群馬県前橋市の演説会でお話ししました。どちらも来年春の地方選挙に向けた結節点という位置づけ。滋賀は全県からご参加いただきました。

国政と一体に医療や保健を後退させ、くらしも福祉も教育も冷たい、それでいて大型公共事業には惜しみなくお金を注ぎ込む。

議会は「オール与党」で予算案や決算に反対するのは共産党だけ、学校給食無償化など請願署名の紹介議員になるのもほとんどが共産党、そして議会での発言回数上位を占めるのは共産党…いくらかバリエーションはあるものの、多くの地方議会、特に県議会で典型的に見られる傾向です。

その一つひとつで、粘り強く住民の声を届け、行政を動かし、はじめは議会で少数派でもやがて多数の要求となるような論戦に挑む共産党の地方議員のみなさんの存在はかけがえのないものです。応援にうかがい、どんな取り組みがあるのかを知るたびに、「この議席がなかったら大変だ」と痛感します。

岸田政権を追い詰め政治転換を迫るうねりをつくるとともに、地方議会で日本共産党が果たしてきた役割を広く伝え、必ず前進したい。

写真は大津からの帰りに、乗り換え途中の京都駅前で。