山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年12月19日

オスプレイ運航再開に抗議する

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安保法制=戦争法の強行から1年3ヶ月。12月19日は、オスプレイの飛行再開によってまたしても歴史に汚点を残す日となりました。

一晩にオスプレイ2機が事故を起こしたのが13日夜のこと。日米地位協定を盾に日本の警察には捜査もさせず、原因究明も再発防止策も示されず、わずか1週間足らずで再開とは!
海兵隊の主力機であるオスプレイを一日も早く飛ばしたい、オスプレイへの懸念を早くうやむやにしたいという意図が見えます。そもそも沖縄県民の声など聞く意思はないということ。

それにしても、オスプレイ運航再開を容認する日本政府は、いったいどこの国の政府なのか。稲田大臣が沖縄に説明に行くというが、22日。結局県民は後回し。国民無視の対米従属が、あまりにもあからさまではないか。
相変わらず墜落を「不時着」と報ずるマスコミの姿勢も、安倍政権とアメリカの意向を最優先に国民から事実を隠すもの。こうして事実を意図的に捻じ曲げる報道が当たり前のようになされていることに、言いようのない不気味さを覚えます。

時事通信の記事が翁長知事のコメントを伝えています。
「国が一地方自治体を無視することの恐ろしさを感じている。日本のあり方が変わらない限り、県民の気持ちは伝わらない」
私たちは、沖縄の問題以上に、日本社会の異常さとして捉え感じるべきではないか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161219-00000093-jij-soci

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