山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年2月19日

「開発援助」からパートナーへ

ODA調査4日目。今日はハードな行程のなかで少しゆとりのある日程。それでも、この時期に慣れない暑さとエアコンの効いた室内のギャップのせいか、結構体力を消耗します。
ODA無償供与でつくられたメコン川にかかる「つばさ橋」を見に行き、午後は2015年にオープンしたプノンペン市内のイオンを見学。その後、空港に向かっています。

JICAのみなさんとかなりの時間ご一緒し、現地での様子をいろいろうかがいました。
カンボジアは比較的うまくいっている地域だということでしたが、いつまで「開発援助」という言葉を使うかと問題提起されたのは重要だと思いました。内戦終結後のゼロからの出発に際しては、確かに「援助」の側面が強かったのでしょうが、7%の経済成長率を続け各国が官民ともに投資の対象とし、国内では貧富の格差が拡大していくなかで、一方的な「援助」でよいのか。
「援助」する立場では、お父さんと子どもの関係と捉えがちですが、成長著しい東南アジアの国々からすれば、日本は兄弟関係のはず。国際社会のパートナーとして、相互にどのような協力関係を築けるのかが問われていると感じます。

ところで、カンボジアで国会議員のみなさんや政府の要人とお会いする場面で、興味深いと思った出来事が。
議員団長が私たちメンバーを紹介してくださる際、「日本共産党」と伝えると(正確にはその訳が伝わると)、先方の多くがハッと顔を上げたりニヤりと視線を送ってきたりされます。カンボジア国内の共産主義の歴史や、ベトナムや中国との関係など、「ニヤり」の背後には様々な思いがあると推察されます。しかし時代を超え国家を超え、日本共産党の姿を捉えていただけることが、なんだか誇らしく思えます。

写真はカンボジアのお札にもなっているメコン川の「つばさ橋」と、そのたもとで売っていたメコン・ロブスター。脚が鮮やかな青!

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