山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年3月10日

京成日暮里駅で調査 可動式ホームドア設置を

6日、ホームの安全対策にかかわって、京成日暮里駅を訪れました。

京成は今度、日暮里駅の一部と上野駅に固定式のホーム柵を設置する計画を発表。京成日暮里駅は、成田空港などへ向かう下りホームは乗車客が多いのでホームドアを設置しますが、上りホームはほとんどが降車客だとしてホーム柵を予定。ところが柱のためにホーム幅が狭い箇所があり、柵の設置箇所によっては車椅子が通れなくなるのではないかーーこんな問題意識が出発点です。
同行いただいた方の車椅子は三輪で電動式のスリムな型(初めて目にしました!)。狭い部分も辛うじて通過できるようでしたが、少しでも幅が広かったりはみ出している物があるとつかえてしまいます。

視覚障害者のホームからの転落事故が相次ぐなか、全国各地でホームドアの設置が急がれています。固定式のホーム柵ではなく可動式ホームドアをというのが当事者のみなさんの要求です。そして視覚障害者にとっても車椅子を利用する人にとっても利用しやすい駅にと思います。
京成日暮里駅の利用客は1日9万9000人とのこと。私たちが調査したわずかな時間にも、車椅子や白杖を使う利用者が複数降りてこられたのが印象的でした。10万人以上の駅でホームドアの設置を促進する国の基準にわずかに届きませんが、対策を急ぐべき規模であることに変わりはありません。

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