山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年8月24日

臨時国会、あまりに遅い!

臨時国会の召集は9月下旬と自民党。
あまりにも国会と国民をバカにした話。野党4党が憲法53条に基づき開催を求めたのは、2か月も前のこと。疑惑隠しを許さない国民の意思を、どこまでも踏みにじるつもりか。

「働き方改革一括法案」の仕上がりを待って召集というが、国会は政府提出法案を通すための場所ではない。法案ができていようがいまいが、政府の姿勢を問う必要があれば開かなければならない。だいたい「働き方改革」にしても、野党4党がすでに提出している長時間労働の規制法案はたなざらしではないか。修正しようのない政府法案に反対し批判すれば「対案を出せ」と言い、対案を出せば無視する。そして国会すら開かない。なんと幼稚な態度か。

自民党の森山国対委員長は、「外交日程とかいろんなことを考えると、そこしかありえない」と述べている。もっと早くに開くことは可能ではないか。召集を求められながらこれに応えず、勝手に外交日程を入れておきながら、「そこしかありえない」もあったものではない。自民党の姿勢こそが、ありえない。

都議選で惨敗しても支持率が低迷しても、まだ奢りが消えない重症ぶり。そこまで自信があるというなら、国会を開き、解散・総選挙で信を問うべし。

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