山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2021年8月19日

臨時国会をただちに、総選挙で自公政権に終止符を

 19日の総がかり行動が国会前で行われ、スピーチしました。
 感染拡大の下、オンラインも併用し短時間です。こうして声をあげる機会自体を大事にしたいと痛感します。
 爆発的な感染拡大が続き、医療崩壊は、すでに現実のものに。入院できず、一家で自宅療養中に40代の母親が亡くなる、妊婦の搬送先が見つからず早産で赤ちゃんが亡くなる――なんと痛ましい事態か。
 菅首相は、感染拡大の原因はデルタ株だと断言しましたが、デルタ株のせいばかりではありません。このままでは医療崩壊につながる、五輪は中止し、対策に集中をと、繰り返し求めてきた。やるべきことをやらず、余計なことばかり進めてきた菅政権による人災であることは、いまや明らかではないか。
 やるべきことははっきりしています。
 原則自宅療養の方針は、正式に撤回すべきです。必要な医療を受けられるように、ホテルや選手村、臨時の施設で必要な医療を受けられるようにする、できることはたくさんあるはず。
 検査を大規模に拡大する、いつでも誰でも何度でも検査を可能にする。オリンピックでは毎日数万件検査したのに、国民が検査を受けられないのはおかしい。
 パラリンピックは中止すべきです。国民の命が守れないなら中止だと、菅首相自身が言っていたではないか。パラレルワールドでバブルのなかは安全安心、外では助かる命が助からない、そんなことが許されてよいのか。学校連携観戦より、夏休み明けの子どもたちの感染対策を真剣に検討すべきです。
 臨時国会を直ちに開くべき、総選挙で自公政権を終わらせようと訴えました。

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