山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2021年8月5日

成田空港で検疫補助業務を行う客室乗務員からヒアリング

2人、立っている人、座っている人、室内の画像のようです
 4日、成田空港で検疫補助業務を行うエアージャパン(ANAHDの子会社)の客室乗務員からお話をうかがいました。7月に別の方から実態をお寄せいただき、しんぶん赤旗で報じたところ別の方からも情報提供をいただくことに。
 やはり、懸念は感染対策と検査が行われないことだといいます。国際線の到着便から降りた乗客を誘導し、検疫での書類提出や聴き取りなどを担当します。国際線は搭乗前に検査を実施しているものの、潜伏期間ないの場合もあり空港検疫で陽性が確認される場合もあります。その空港検疫での検査結果が出る前の段階で乗客と接するため、感染リスクが伴います。ところが、エプロンやガウンなど防護具をつけずに業務に当たる人も。
 特に五輪の期間に入ってからは、選手や関係者の誘導も多くなり、直前まで業務内容が確定しないことも。
うかがった実態を踏まえて、今日厚労省にも事実関係を確認しました。
 検疫所ごとにJALやANA、派遣会社に業務委託しているようですが、現場での業務指示は検疫官が行ったり組織委の職員が行ったりしているそうで、それだけで偽装請負の可能性も…委託先により労働条件もまちまちで、感染対策にかかわる現場の不安の声も厚労省には届いておらず、改めて改善を求めます。

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