山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2021年8月28日

「朝まで生テレビ」に出演

「朝まで生テレビ」に出演しました。テーマは「激論!コロナ禍と政治の責任」
医療崩壊の局面、論点は医療をいかに提供するのか、そのためにも臨時国会を開くべき、といった点に集中しました。
与党議員からは、ワクチンや治療薬、酸素ステーションなどで対処しているとの主張。ただし、「遅すぎたとはいえ」など弁解めいた話もかなりありました。いまの事態を「想定外のデルタ・ショック」と表現していましたが、デルタ株のリスクはもっと前から指摘されていたこと。政治の責任は重大です。
議論のなかで、日本はベッドが多いのに受け入れていない、開業医や小規模の民間病院ももっとコロナの受け入れをという流れになりました。
私は、いまでも開業医の多くがワクチン接種や発熱外来で対応している、民間病院でも外科医がコロナ病棟の責任者をしていたり、相当の努力をしている、訪問診療などは時間がかかる割に効率的でない、いま救える命が救えない事態を改めるには臨時の医療施設をつくり患者も医療従事者も集約して効率的に重症化を防ぐべきだと訴えました。
医療機関に届けるべき交付金は、今年度1.5兆円の予算にもかかわらず執行済みは419億円。わずか3%しか現場に届いていません。
検査も不十分で、陽性者を把握しきれていません。
こうした点も含めて国会を開きただすべきだと主張しました。
ところが司会の田原氏は、「共産党は緊急事態法制に反対だ、だから臨時国会も開くのに反対なんだな」と決めつけていました。なぜそうなるのかわかりませんが…拒んでいるのは自民・公明の方であり、開かない理由は「補正予算案ができていないから」と片山さつき氏。しかし予算案があろうがなかろうが、臨時国会の召集要求には応える義務があります。開かないのは菅首相を出したくないから、という論説委員の説明の方がしっくりきます。少なくとも、最大の危機に国会を開かない異常さは、野党各党の指摘で浮き彫りになったのではないかと思います。
3時間の生放送、何度出ても慣れない番組ですが、最後までご覧いただいたみなさん(途中までの方も)、応援ありがとうございました!

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