山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年6月15日

政治とカネ問題の根絶を

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舛添都知事が辞職願を提出し、都議会が閉会。来月には都知事選挙が行われる見通しのようです。こんな展開、少なくとも半年前には想像もつかなかったこと。

任期途中で投げ出した石原慎太郎氏に続き、猪瀬氏、舛添氏と連続して政治とカネの問題で任期を全うすることなく辞職。2年ごとに3回も知事選をやるところは、ほかにないのでは(もっとも、衆院選はこのところ2年に1回やっていますが…)。
そして3人揃って、支えてきたのは都議会与党の自民党と公明党。都議会の安定多数を占める両党が推してきた都知事が、都政を不安定化させてきた責任は重大だと思います。

舛添氏の辞任でカタがついたというわけにもいかない。舛添氏に対する追及はもちろん、それと同じか、それ以上の追及を、例えば甘利元大臣に対して行うべきでしょう。
誰が見ても公私混同のカネの使い方が違法でないというなら、そんなザル法の政治資金規正法は見直しが必要でしょう。私的流用の原資となっていた政党助成金だって、このままでは済まされないはずでしょう。「身を切る改革」を言う政党に限って、この政党助成金は聖域としているようですが。

今度のことを見て、冷や汗を流している現職議員はほかにもいるのではないかと疑いたくなるのが情けないところ。政治とカネの問題は、いい加減に根絶に向けて踏み出すべきです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000039-mai-soci

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