山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年6月20日

怒りは限界を超えた

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昨日、那覇市で開かれた沖縄県民大会。元海兵隊員の米軍属による女性暴行殺人事件に抗議する集会には、炎天下に6万5000人が参加されたとのこと。

基地の整理縮小、日米地位協定の抜本的見直し、辺野古の新基地阻止、海兵隊の撤退を求める決議。

東京から集会に参加した仲間の弁護士から、写真が送られてきました。「怒りは限界を超えた」というプラカードの文言に、沖縄の声を突き付けられる思いがします。会場は哀しみでいっぱいだったとのこと。

今日の各紙はこの集会を報じていますが、例えば引用の産経ニュースは「事件を政治利用するな」という会場外の「批判」や米兵が基地前で謝る姿を紹介するなどしています。参院選前のパフォーマンスだと印象づけることで、集会やその目指す要求が、まるで不純なものであるかのように描いています。

どこまで沖縄の声を踏みにじるのかと、怒りが湧いてくる。
沖縄の世論調査で、米軍関係者による事件事故を防止する方法では、「沖縄からの全基地撤去」が最も多かった(42.9%、琉球新報6.2)。日米地位協定について8割近い人が改定・撤廃を求め、8割を超える人が辺野古の新基地建設に反対の意向を示しています(同)。

現状を肯定してきた日米両政府に対して、NOだという声は、沖縄の確たる声になっている。怒りはすでに沸点を超え、その民意が選挙でも繰り返し示されています。にもかかわらず、安倍政権はその声を踏み付けにしてきた。その罪は、極めて重い。

http://www.sankei.com/smp/west/news/160619/wst1606190044-s1.html

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