山添 拓 参議院議員・日本共産党

ブログ

2016年12月21日

JR北海道の地域路線存廃問題を調査

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JR北海道の地域路線存廃にかかわる調査で北海道に来ています。
今日は2015年1月の高波、今年8月の台風で被害を受け不通が続く日高本線へ。北海道の紙智子さん、国土交通委員の本村伸子さん、道議の菊地葉子さん、日高町議の真壁悦夫さんとともに。

日高町の三輪茂町長と懇談。
災害で不通となったままの路線をいかに復旧させるか、沿線自治体で協議会をつくり議論しているのを尻目に、JR北海道が11月18日に発表したのが、「単独では維持することが困難な線区について」
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161118-4.pdf)。

廃線ありきの話は受けられないという姿勢を明確にされていました。
紙さんが災害特別委員会で追及しましたが、JR北海道は日高本線について、復旧に向けた調査を終えているにもかかわらず作業を進めずに来ました。災害で不通になったのをいいことに、将来の持続可能性を担保できないからと先延ばしにし、今度は不採算路線だから会社として維持できないという。ひたすら廃止したい意向なのか。

日高町清畠付近、新冠町大狩部駅付近の路盤が流失した現場を訪れました。海岸がえぐられ、線路がいまだに宙づりのままのところも。写真は、大狩部駅から見た崩落現場付近。海岸沿いぎりぎりを線路が走る、厳しい条件のところです。
並行する国道は現在でも立派な道路ですが、さらに高速道路をつくる。錆びついた日高本線のレールを見下ろし、建設中の橋脚が並んでいました。

最後は新ひだか町で住民のみなさんとの懇談会。車椅子でバスには乗れないと言われた、苫小牧の病院に行くのにバスは時間がかかりすぎる、開墾と街の発展の歴史をつないできた大事な鉄道だーー地域で鉄道を必要とするみなさんの実際の声をうかがい、改めて、公共交通としての鉄道が求められていることを認識します。
地域の足である公共交通は、JR北海道が一方的に方向を示し廃線へと進むのではなく、それを最も必要とする人の立場で議論すべきだ。出発点はここにあり、採算性だけを基準にするのは誤りだ。