山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年1月25日

駅前で働き方の実態調査

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24日夜、千代田の民青同盟のみなさんと御茶ノ水駅前で街頭労働実態アンケートにとりくみました。久しぶりです。

仕事で不満や不安に思うことについて、シールを貼っていただくもの。
最初に私が聞いた若い3人組、一人は「特にないですね」と言いつつ、よく聞くと「給料はもう少し高ければ…」という。いくらぐらいになったらいいかと聞けば、「手取りで20万円あればいいっすねー」と。ボーナスがあっても一年で手取り300万円に届くかどうか。東京でくらしていく上で、決して十分な額とは言えませんが、それすら距離のある目標なのだと感じます。

カフェでアルバイトをしているという学生。不満があるわけではないが、休みがとりにくいといいます。人手が少ないので、他の人が休みを取ると穴埋めにシフトに入るよう言われる。勤務は週4〜5回。授業と同じぐらいに生活の一部となっている様子。

一緒にとりくんだ学生と終了後に話しました。その学生、ゼミで自己紹介の際、口々に所属するサークルとともにどんなバイトをしているか披露するのに違和感があると言います。バイトをするのが当たり前。その多くが、奨学金という名の借金をしながら大学に通い、バイトもする。小遣い稼ぎレベルではなく、文字どおり生活費のためにバイトをする学生の話を、私も何人も聞いてきました。

学費を下げる、返さなくてもよい奨学金を充実させる、バイトでも労働者の権利を徹底させる、くらしていける賃金…短時間ながら若い世代が直面する課題が浮き彫りに。

ところで昨夜は、カエルと一緒に呼びかけ大変注目されました。さらにはタクシーなどの労働組合、自交総連のみなさんが偶然通りかかり、エールを送ってくださいました。
それにしても飛びきり寒かった!

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