山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年6月16日

都議選で審判を!

憲政史上稀に見る暴挙を経て、数々の問題を積み残したまま、国会は今日で事実上の閉会。

閉会中の確認事項や請願署名の扱いを決める各委員会が開かれました(ちなみに請願は、全会一致でなければ採択されず、多くが保留となってしまう。これも変な慣習)。
共謀罪法をあのように強行したことに、抑えがたい怒りがあるのですが、不思議なことに国会は、一夜明けると何事もなかったかのように和やかな雰囲気。本会議での討論について、与野党問わず、お会いした議員からコメントをいただくのですが、それすら、なんとも言えない違和感を覚えます。
徹夜までしてたたかった、民主主義を否定した与党、最後はそれに荷担した維新ーー許しがたい思いは、決して消えない。こんなにあっさりしたものなのか。

加計疑惑でまたも不誠実な答弁が続いた予算委員会の集中審議を経て、夕方の本会議。特区法の改正案採決で田村智子さんが登壇。疑惑にフタをする安倍政権を批判するとともに、共謀罪の強行をピシャリと批判し「国会を変える」と決意も表明。すっきりしました。
官邸の下請けにすぎない議員には、国民の代表としての資格はない。総選挙で政治を変える、近づく都議選で審判を下すしかありません。
なおこの通常国会、日本共産党は参議院で計32回の本会議登壇。歴代最高は安保国会だった2015年の33回で、その年も6月半ば時点では16回だったそうです。議席を増やしてきたことが、大きな力になっていることを痛感します。

政治を変える、次への動きは始まっている。
写真は昨夜、「未来のための公共」でスピーチした際のもの。あの14日の夜も、国会を取り巻く声にどれだけ励まされたことか。
共謀罪も秘密保護法も戦争法も、政治を変えて廃止に。そのために結束し、仲間を増やし、したたかに、がんばろう!

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