山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年6月29日

都議選 最終盤へ

都議選は最終盤へ。江戸川、港、台東で応援にうかがい、夜は赤羽駅で北区そねはじめさんを応援する勝手連のみなさんと宣伝しました。
各地の電話かけの様子を聞けば、「まだ決めていない」と答える人が依然として多いとのこと。まだまだ情勢を動かすことは可能ですし、その時間もあるといえます。

稲田防衛大臣の自衛隊を自民党の応援部隊にしてしまう、トンデモ発言もあり、情勢はさらに動いています。豊田衆院議員の暴言の新たな録音が出てきたり、下村博文幹事長代行の新たな加計疑惑も報道されたり。それを取り繕おうとする安倍首相を含む閣僚の不誠実な姿を含めて、テレビで連日「自民党問題」が報じられるという、ちょっと異様な状況での選挙です。
しかも都民ファーストの会が受け皿かと言えば、国政の課題をほとんど語らない、都政の重大な課題である市場問題もどっちつかず。「情報公開」を売りにしている割には、自らは語らない。むしろくらしと福祉をめぐって、社会保障費を削減するしかないとか、シルバーパスはなくすとか、実は自公の古い政治と変わらない主張をする方もいます。これでは大型開発優先、福祉は後回しの自公政治と変わらない。そもそも都民ファーストの候補者のだいたい4分の1にあたる12人は元自民党…

ところがメディアは自民vs都民と描く。
多くの人が投票先を決めかねるのは当然だと思います。だいたい「古い議会は要らない」という都民ファーストの会が、古い議会をつくってきた当の公明党と手を組むというのは理解に苦しむ。
実態は、その古い自公政治を変えられるか、変えようとする共産党と自公、いずれを選ぶかだということを、どこまで広げられるか。

残り2日、それは他会派も同じ。明日も各地をめぐります。最後までがんばりたい。

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