山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年8月9日

カジノ解禁を許すな!

次の臨時国会でカジノ解禁実施法を通そうと企んでいる安倍政権。人の不幸に乗じて「観光先進国」を目指すというのですから、ずいぶん恥ずかしいことを開けっぴろげに言うものだと感じます。
先日の時事通信の世論調査でも、身近にカジノがつくられることに「反対」が66.8%。理由は「治安が悪化する」「青少年に影響がある」「ギャンブル依存症が増加する」等々。昨年のカジノ解禁法の際にも多くの国民から懸念が示され、国会審議で提出者がまともに答えられなかった問題が、解決されることなくそのまま横たわっていることを示しています。

官邸直結のIR推進本部が発表したとりまとめは、「単なるカジノ解禁ではない」「日本型IRだ」など、疑念を払拭しようといかにも言い訳がましい文章。
これについて、パブリックコメントが行われるほか、全国9会場で説明・公聴会が開かれるとのこと。ご参考までに、次の日程です。

関東:8月17日(木)14:00〜@東京
関西;8月18日(金)14:00〜@大阪
中国;8月21日(月)14:00〜@広島
九州・沖縄;8月22日(火)12:30〜@福岡
東北;8月23日(水)12:30〜@仙台
四国;8月24日(木)12:30〜@高松
北海道;8月25日(金)14:00〜@札幌
東海;8月28日(月)14:00〜@名古屋
北陸信越;8月29日(火)14:00〜@富山

日時と場所の詳細、公聴会での意見表明と傍聴の申し込み方法は下記URLをご参照ください。締め切りは8月13日(日)とのこと。
政府がこの手のことを自ら行うときは、これを踏み台に「国民の声を聞いた」という形を整えようとするものでしょう。「プラカード、のぼり、横断幕や、たすき、ゼッケンなど会議にふさわしくない衣服等、意見を表示すものを携帯または着用している方は、会議への入室をお断りいたします」とあるあたり、市民の反発必至と考えていることがうかがえます。ぜひ各地で傍聴など検討されてはどうでしょうか。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ir_promotion/kokumintekigiron/kochokai.html

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