山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年9月12日

憲法壊す安倍政権、改憲語る資格なし

自民党の改憲推進本部が改憲論議を再開。以前に予定されていた9条改定の文案提示までは至らなかったようですが、近々安倍首相が示した9条への自衛隊明記案をベースにたたき台を示し、議論していくことを確認したといいます。

予定されたとおりに進んでいないのは、都議選の敗北と内閣支持率の低下もあるでしょうが、安倍首相の「自衛隊書き込み案」があまりに突飛で、本来の自民党案との乖離が著しいという事情もあるのでしょう。
それでも今日の議論で、「他党との合意を得られる案で進めることが先決」とか「3分の2を持っている今が千載一遇のチャンス」などと発言があったというのは、まさに改憲ありき。自衛隊書き込み案でも自分たちの描く「普通の国日本」=戦争することのできる日本には十分近づきうるということか。

若い世代のなかで、勝手な憲法解釈をさせないために、自衛隊を憲法に書き込みできないことをはっきりさせるべきだという、いわば「善意の改憲派」があるという話を聞きました。同じように考えるのは、若い世代に限ったことではないかも知れない。安倍政権のように、解釈で憲法を壊し続ける政治を目の当たりにすれば、そう思う気持ちも理解できないではありません。
しかし、そうであればなおさら、「壊憲」を得意とする安倍政権の下で9条変えるなどもってのほか。自衛隊を9条に書き込めば、その「自衛隊」を勝手な解釈で変質させることは目に見えています。

憲法壊す安倍政権に、改憲を語る資格なし。

時事通信の記事より
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000074-jij-pol

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