山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年5月1日

被災地・熊本へ

メーデーの集会参加後、福岡経由で熊本に来ました。被災地の実情を知り求められていることを把握する目的です。

新幹線で熊本に近づくと、車窓にも屋根に載せたブルーシートが目立つようになりました。市内の中心部もそこここで倒壊していたりその危険がある建物が目に付きます。家々の前には、整理で出た廃棄物が積み上げられています。

今日は夕方、日本共産党の熊本県委員会を訪れ救援センターに東京で集めた募金を届けたのち、参院選の野党統一候補となった阿部広美さんを訪ねました。
弁護士の阿部さん。法律事務所も後援会事務所も移転を余儀なくされ、ようやく移転した先で今日も整理に追われている様子でした。そのなかでも被災者の要望を聞きながら法律相談もされています。ローンの支払いが不安だという声や、売買したマンションが契約後に被災したがどうなるかなど、すでに相談が寄せられているそうです。

余震が続き、家にいることができず避難所や車中で過ごす人、そのなかで精神的に不安定になる人も増えているといいます。公式に発表され報道されているより実際の避難者はもっと多いそうです。
行政が被害実態を把握できていないということは、今後の対策も実情を踏まえないものとなりかねない。人に寄り添う政治が、こういう時こそ求められます。

明日は、益城町など被害の大きかった地域も訪れる予定です。0501熊本10501熊本2

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